今年もスピーチ発表会を行いました。
 学生数が増えるにつれて、このスピーチ発表会の意味は何?という問いが生まれてきて
 いるのも事実です。来年にはまた違った形で学生が自分の思いを発表できるようなカリキ
 ュラムを組みたいと思います。
 今年の学生の中でもまずは在校生の作品を中心に紹介していきたいと思います。

 [リュウムケツ]さん
 これはちょっと前のことです。
 その日はかぜで、学校は休ませてもらいました。夜はバイトがありましたが、休みを取
 りました。夜12時ぐらいに寝ようとすると、チャイムが鳴りました。誰かと思い、ドアを
 開けるとアルバイト先のおばさんが立っていました。私を心配して様子を見に来てくれた
 そうです。私は感動のあまり、「ありがとう」というのも忘れました。おばさんが帰って
 から私一人で考えました。振りかえれば叔母さんがどんなに温かくしてくれたか気づきま
 した。
 仕事でミスをしてしまい叱られた私に話くれたり、人の前で私が恥ずかしくなるくらいに
 ほめてくれたりしました。
 でも一番ありがたいのはそれではなく、言ってくれた一言でした。ある日、仕事で叱ら
 れてやめたいと思い、相談したら、「怒られてやめたらこれからも何もできないですよ。
 自分のミスを認め、次は同じミスを繰り返さないように頑張ればいい。」
 私はその言葉に国のおばあさんを思い出し、温かく感じました。
  一人で外国に暮らし、人一倍努力してきました。こういうことを見てくれる人がいると
 思うととてもうれしくなります。この言葉をもらい、先を見据える力、根拠を持つ考える
 力を持ってこの先も歩んでいこうと強く感じました。
  私はたとえどんなに感動しても、本当の気持ちを隠してしまいます。ですから、ここで
 言わせてください。「ありがとうございました。これからもお願いします」と。